ほたる工学研究所の沿革

2000年 

環境教育へのフィードバックを目的に、カワニナが生息する湧水地でのゲンジホタル育成実験を試験的に実施、羽化を確認
河川での生息環境を室内再現し、幼虫とカ ワニナの飼育システムに関する研究を開始

2003年 

 学校教育に使用する実習用具として飼育器を考案、初号機(スチール支柱+ステンレストレイ3段組)を制作、現在も稼働中

 カワニナを室内で安定繁殖させるとともに、水生ホタルの幼虫を育成に成功
 所内の敷地に、飼育小屋を併設、検証実験と累代飼育を開始 

2005年

    ホタルとカワニナ飼育装置の特許出願 

     新たにトレイ2段型(2005年モデル)を制作 

2006年        

(財)日本発明協会主催 全日本教職員発明展にて、日本弁理士会長賞を受賞

新たにスチール支柱の組み立て型(2006年モデル)を制作

千葉県柏市の県立高校、千葉県浦安市の小学校、青森県弘前市の小学校、東京都多摩市内の大学にて、
理科教育教材、ならびに理化学研究用の水生生物育成のための飼育用具として試験的にご利用をいただき、好評を得る。     

2007年  

  ホタルとカワニナ飼育装置のライセンス情報が、開放特許活用事例集 2007年-Ⅱに掲載される

     「スペースをとらず、簡単な管理で飼育できるカワニナとホタルの幼虫飼育装置」
  https://plidb.inpit.go.jp/pldb/html/HTML.L/2007/002/L2007002901.html#TOPL

2008年

ホームページ(旧名:ほたる工学研究所-ほたる屋-)を開設

ホタルとカワニナ飼育装置に新たに名称をつけ、2006年モデルを、初代「ほたるーと」と命名

ほたる工学研究所としての研究活動を開始

環境展示会 エコメッセinちば(会場:幕張メッセ)に出展

2010年 

環境展示会 エコプロダクツ2010(会場:東京ビックサイト)にて共同出展

2011年 

ホームページを移行(旧サイトにて記載開始)

飼育ブログ「ほたるーとでホタルがいっぱい」をスタート

大手町エコミュージアム ほたるのせせらぎの設計監修、一般社団法人 大丸有まちづくり協議会
(エコッツエリア協会)さんのプロジェクトのお手伝いをさせていただく

2012年

「ほたるーと」の名称が特許庁より正式に商標登録認定される

大手町エコミュージアム(東京都千代田区)にて、ホタルの飼育技術指導を行う

2013年  

大手町エコミュージアムのほたるのせせらぎにて、大手町生まれのホタルが初羽化

稚貝キャッチャーと冷暖房機能が常設された、ほたるーと Pro2013年モデルを発表
夏場の猛暑対策や、夏休み中の管理に頭を悩ませていた各種学校から評価をいただく

熊本県ホタルを育てる会 江津湖のホタルを保全する活動のお手伝いとして、
ほたるーとProを、熊本市動植物園、熊本市内の小学校でご利用いただく

2014年

大手町エコミュージアムにて、2回目の羽化を確認、大手町生まれのホタル累代飼育に成功
大手町で生まれ、丸の内で育ちのホタルで、累代飼育継続中

熊本市の 江津湖で500匹の羽化が確認される

青梅市 天寧寺の境内に自生するホタルとカワニナ保全のお手伝い開始

インテリア感覚で設置が可能な小型サイズの ほたるーと Clear(クリア)を発表

活動情報をリアルタイムでお伝えするための公式ブログを新設

ほたる工学研究所のホームページをリニューアル

「いきものにぎわい企業活動コンテスト」にて、大手町エコミュージアムの活動が『審査員長賞』を受賞

熊本県ホタルを育てる会に、ほたるーとProをご利用いただく

2015年

大手町エコミュージアムにて、3回目の羽化を確認、大手町生まれのホタル累代飼育に成功
大手町で生まれ、丸の内で育ちのホタルで、累代飼育継続中

吸光度計による、ホタルの育成環境把握のための水質調査を開始

熊本県ホタルを育てる会に、ほたるーとProをご利用いただく

2017年 

 熊本県ホタルの会から、江津湖研究会にバトンが渡され、新たな連携体制がスタート

2018年

 江津湖研究会に、ほたるーとProをご利用いただく